開店以来、定期購読してきた2誌の休刊が決定しました。
「Esquire (エスクァイア)日本版」は7月号で既に、
「STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス)」は9月号で
休刊が決まったようです。
うちでは置いてませんが女性誌では「marie claire」日本版
も休刊のようです。
ご存知の方も多いでしょうがどれも2~30年以上続く優良誌です。
不況に伴う広告収入の減少と
ネットの台頭による販売部数の減少が
休刊・廃刊の大きな原因なのでしょうが、
なんかやるせないっす・・
いいモノは残り、それ以外は淘汰されていく・・
ってホントすかね?
もちろん感情的な話じゃなく、
日本で売れないものはなくなることは理解してるつもりです。
これは何の業界にも業種にも起きてることでしょうが。。
自分が好きないいと思えるものは
ほとんどが決して大きな資本ではなく、
経済的には脆弱な、行動的には骨太な個人のパワーで駆動してる
現場が多いように思えます。
我々飲食店や、美容室、服屋さん、雑貨屋さん、家具屋さん、
花屋さん、ロースターさん、レコ屋さん、
クラブ・ライブハウス、レーベル、、、
そしてアーティストだったり、イベントだったり、
職人さんだったり、個人農家だったり、、、
でも逆を言えば皆さん個人でしかできない自分が信じてることを
堂々とやっていて、その輝きがまた惹かれるわけですが、
あまりに個人が何かを継続するには多難な時代かと思います。
じゃあ、実際どうしたらいいんだろ??とか
最近いつもそんなことを考えてたところにこの2誌の休刊。
だって、ヤバ過ぎますよね・・この状態・・
とにかく不況を嘆いたり、
構造・システムをどうこう言っても始まらないので、
ボク個人、あるいはお店として、好きなものに対して
・お金を使う
・足を使う
・周りに伝える
ってことを可能な限り続けて、
いろいろ繋がって広がって・・ってなれば何か起きるかな、、いつか、、
とか思ってます。今のところ・・若干気が遠くなりますが。。。
ここで「金ない」「忙しい」は無視で。
こうしたお店やある種のシーンを支えてる人で
お金持ちの暇人を見たことが殆どないからです。
うっとうしくなりましたが、そんな感じです。。
今日は定休日でした。
明日からまた1週間、宜しくお願いしま~す!
田んぼの緑、見に来てください!
レッゲェミードリ レゲミドリ~♪
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「休刊ラッシュ」への1件の返信
はじめまして。
やはり、外資にとって“日本が魅力的な市場ではなくなった”ということではないでしょうか?
私のサイトで日本の主要都市(人口約10万人以上)の年齢別人口グラフを公開していますが、現在、日本の主力購買層はどんどん高齢化していて、団塊世代の中心層は既に60代入り、団塊ジュニア世代も40代突入目前です。40代になると、親の介護などが視野に入ってきて、お洒落どころではなくなります。
外資は日本の将来を先読みして撤退しているのだと思います。